私の前職は不動産業
事務所を貸す側の立場でもあったので、多くの企業を訪問プレゼンしてきました。
また実はそのプレゼンをしながら、企業の現場審査なども実施していました。
その際に良く見た箇所は、室内に掲げられている掲示物・社長の机の上、玄関入り口など、色々ありますが・・・・・
実は一番注目していたのは、今の仕事でも良く拝見させていただく「トイレ」でした。
わざと「トイレお借りしてよろしいですか」と、お邪魔させていただいたものです。
何を感じていたかと言うと、企業の風紀・堅実性(いわゆるだらしないかだらしなくないか)というものを見る際に、トイレの状態がその企業の『在り方』と言われるほど、顕著だったからです。
例えば、これは無いだろうという汚さの会社は、家賃を滞納したりなど・・・・。
新しいとか古いとか、お金をかけているかけていないなどは関係ありません。
そうではなく、『どのような使われ方』をしているかでした。
当然、私は男子トイレに行くわけですが、
いわゆる「お零れ」があるとか、「紙屑」とかが落ちているとか、「鏡」が汚いとか、「器具」が洗われていないとか・・・・・
このような会社様は警戒したものです。
逆に綺麗にされている会社であれば、社長や担当者との折衝の際に、そのお話をこちらから切り出すと、
「社員皆で掃除しています」
「お客様にも使っていただくので、非常に気を配っています」
とか、やはり企業として、そこには「意図」があり、
いわんや「心」が置かれているということから、話が盛り上がった経験が数多くあります。
これは企業だけでなく、個人でも言えます。
気になる方がいれば、その人のトイレを見れば、なんとなくわかるかもしれないですね(笑)
『トイレ』=人が見ていないところで、その人はどのような行動をしているか。
まさに、心の「素」が現れる「場」ではないでしょうか。
私も自分の家のトイレは、毎週欠かさず、スポンジ手洗いで掃除しています。
トイレを綺麗にすれば、お金が貯まるとかの説もありますが・・・
すべては使う人間の「素性」「心根」なんだと思います。
トイレとは、『一人を慎み、心を浄う場所』
そのような見方から、今一度、周囲のトイレを見て下さい。
何か発見されるかもしれませんね。
・・・・もし気になる部分がございましたら、
どうぞ、お気軽にお声掛け下さい(笑)・・・・・。営業::